四国

以布利港  で神社に参る(2)大岐

2006.7.19(水)以布利の北となりにある白く広い海岸に沿ってある大岐に歩いて行ってみる。4〜5キロある。
海に面して広く長い白い砂浜が続いているが、砂浜の陸側にズット続く防風林があり、街道からは見えない。
山に向かって広い平地が広がっている。
漁村だと思っていたら、高い山並みを望む農村であった。
遍路道でもあるので歩き遍路の人に一度だけあう。2つの神社に参拝。

白皇神社
1時間ぐらい歩いたところに小さな店が始めてあったので聞いてみる。
山の名前と同じ神社はどの辺にありますでしょう。聞いた直ぐ前の電信柱の横の道を行けば良いとのことであった。
こういうことが良くある。
山に向かって進み、人家の方に入らず左の方に行った山にあるとのことであった。
山まで広い緑の農地が広がる中、小川が流れ、めだかを大切にしましょうと言う看板がたっている。
驚くのは蝉の鳴き声が今年一番の激しさで耳に入る。このあたりは自然の生物が健在なところなのか。
足摺岬に白皇山という山がある。関係があるのか。
社は山と山の谷あいの狭い川に沿っい山裾にある。手水は無く、訪れる人も少なく見えた。
三影神社
もう少し町に近づき元気なおばあさんとの話のついでにここの主な神社はどこですかと聞くと、
遠くの小山を差してあの山が神社と教えてくれる。
小山の石段を登った上にある。何か何百年か続く神社地では無く、五〜六十年ぐらい、比較的新しい鎮座地の感じがした。
雨が降っているせいだけでなく山陰の為か苔むした風情であった。ここも手水は無く、人の訪れも少ない様に見えた。

村の一番端まで行き大岐の浜まで出てみる。
この、大岐の浜はアカウミガメが産卵に訪れる。美しい浜である。

   白皇神社  白皇神社の森
   三影神社  三影神社の額
   大岐の浜