航路情報

九州

長崎県 平戸港 佐賀県 伊万里湾 久原       
33 22.310N 129 33.520E33 18.600N 129 49.000E

泊地情報:
伊万里湾 久原
平戸港        

面高港から平戸へ 2018.8.19
安全な伊万里湾 久原へ 2018.8.20

航路情報:
2018.8.20
平戸→伊万里湾 久原  17.7マイル

再び伊万里湾の最奥、久原にやって来ました。
これで、四日間、一日で移動したことになります。
私としては非常に珍しい行動です。
私は出港する場合、
前日に食事を作っておきます。4日毎日移動すると実に忙しいです。ごはんだけ朝炊きます。

「非常に強い台風」19号と、続いて来る20号が原因です。
当初からこの九州西岸を進む非常に強い台風をさけるのは伊万里湾が最高と思っていました。
ただ、前の台風避難は、親切なUMIZARUさんがいたことと、
たまたま1艇エンジントラブルで広くバースが空いていた。
今回は北側の大型移動台船が舫われている誰もいない岸壁に着けるしかないと思っていました。

しかし、奇遇ってあるんですね。
きのう、平戸で外から、こんにちわと声。
顔を出してみると知らない人。
どなた様でしたっけ、と尋ねる。
伊万里湾の奥の・・・と言いかけて、すぐ分かりました。
服装が船に乗るときと違い、判らなかったのです。UMIZARUさんでした。
これは非常に確立の低い現象です。
たまたま、旅行かで、平戸まで来ていたのです。
さらに、今も大型船は戻ってないので、伊万里湾最奥、久原のバースは空いていると言うではありませんか。
そこに入れるかどうかは別にして、明日、伊万里湾、久原に行くことを決定しました。

2018.8.20の平戸瀬戸の転流時は12時22分。
私はいつも正確すぎるほど正確に転流時に合わせます。
しかし、今回は時間が遅すぎる。
南流なので比較的弱い。
大潮では無いので、潮の速さも大きく無い。
そこで、転流の1時間22分前の11時に出港を決めました。
今日の最速時の潮の速度は8時10分、南流2.6ノット。

「YUKIKAZE」さんは最速時近辺に出港して下っていきました。
まー、艇速が早くなるだけという判断でしょう。
私の場合は速度が遅くなるので1時間半前と決めた。

11時に出港し、平戸瀬戸を通過中、1.5ノットから2ノットの逆潮。
ただ、艇が遅くなるだけで、渦巻や艇が翻弄されることはありませんでした。
しかし、オートパイロットは外し手で操船。
比較的静穏に平戸瀬戸を通過中、目の前を左から右、大型本船が下って行きました。

風は良いぐわいに吹いていたので、エンジンの微速前進を掛けていましたが、ジェノアでズット帆走。

平戸瀬戸を出てすぐ、真正面から本船。針路を変更して避ける。
伊万里湾内は順調に帆走。
伊万里港へと入って行くと、後ろから大型本船が追い抜いて行き、やがて止まり、アンカーを打ちました。
台風避難の大型船と思われます。

北の風がやや強めであったが、久原の船溜まりは風も収まる。
ここは実に静穏な泊地です。
アンカーを打ち、槍着け2時45分完了。

その後、テンダーを下して増しアンカー設置。
台風対応の舫い設置などで18時まで3時間かかる。

遅くなったが、19時43分の電車で食材仕入れに伊万里まで。
9時頃艇に戻る。

泊地情報

伊万里港にヨットを留められるのはマリーナとして「つばきマリーナ」と「伊万里マリーナ」がある。
しかし、伊万里の町からは遠く、車でないと移動できない。

湾の最奥に係留できる場所として久原がある。
ここの岸壁は契約艇が岸壁を殆ど占めており、空いている所がない。
これ等の船は年間契約したレジャー船だ。

私はたまたま、修理に出して空いていたバースに舫うことが出来た。
廻りの人は親切。

ここで台風避難したが、工事用船台のみ係留していていつも北側の岸壁は空いていた。
北側の岸壁はいつも係留できると思われる。

もう一か所、久原の東側、釘島の南側に漁港らしきが見える。
ここに入ってはいないが、留めることはできるのではないかと思われる。
しかし、ここも足が無いので不便。
結局、電車が使える久原しか無いと言える。

伊万里港へのアプローチ:
伊万里港 久原(くげん)は伊万里湾の奥,伊万里港の最奥。
博多港小戸方面から平戸に行く時のコース左(南)側に島に囲まれた大きな湾、それが伊万里湾です。

昨年、呼子で台風をしのいだ時、海図を眺めていると、この伊万里湾が目に入りました。
島に囲まれ、奥は深く、これ以上の台風避難に良い所は無いのではないか。

そこで、電話帳の様に厚い水路誌を呼んでみると、
「伊万里湾は佐賀・長崎にまたがる大湾で、湾口から湾内にかけて大小多数の島があり、湾形を複雑にしている。
 湾は外湾と内湾に解れ、内湾の奥に伊万里港がある。
 この湾は関門港の西方約80マイルにある九州北岸中最良の避泊地である」
とあるではないですか。私の感は正解でした。
これは行ってみなけりゃ。

それと、私は陶器が好きで伊万里と言えば、伊万里焼、古伊万里が頭に浮かぶ。
どんな作品かどんな土地かどんな歴史か是非訪れてみたい。

そこで、芦屋や唐津、地元のベテランヨットマンに伊万里湾について、聞いたみたのですが、
だれも入ったことがありません。
いったい、ヨットを留める所はどこにあるのか。
先輩がつばきマリーナに船を置いていると聞いたことがある、情報はその一軒のみ。

ネットで調べると、マリーナとして「つばきマリーナ」と「伊万里マリーナ」が見つかります。
最初はそこに行ってみようと思ってました。
念のため、グーグルマップで調べてみました。
インターネットはすごい、怖いほどだ。

両マリーナとも町中とは遥かに離れた、自然環境のなかにある。
店も無し、町中に出るにはめったに来ないバスしかなく、葉山に行くのは違う。
車が無ければどうしようもない所と解る。

そこで、伊万里湾の奥、伊万里港をグーグルマップ航空写真でしらみつぶしに見て回りました。
伊万里港なんてないんです。
最奥全体が伊万里港と名付けられているのです。
予想した、江戸時代から続く、かっての繁栄を残す港や船の情景は皆無。
港も無ければ船もいません。

伊万里大橋をくぐったところに往時から続く港を頭に描いていましたが、
大橋の先は浅くて船は行けません。

伊万里港と名付けられた最奥の地域をくまなく航空写真で見ると、2か所だけ、船が見えました。
一つは「釘島」の南側、漁港と思われるが岸壁に少数の船が、槍着けしてます。
ヨットと思しきも3艇程見えます。
しかし、ここでの移動は歩いて大橋まで行き、大橋を渡ってから電車の駅まで行く必要があります。
近くに店など全くありません。

もう一か所、貯木場の南側の奥、岸壁にレジャー船らしきが並んで舫っている。
ホントに最奥ですが、ここしかありません。
そばに電車がはしっており、駅も少し遠いがあります。
その電車は「伊万里駅」に通じています。
よし、ここに行ってみよう。と、いつもの無謀が開始されました。

水路誌によると
「伊万里湾に入るには、日比水道、青島水道、及び津崎水道のうち、いずれかの水道を通航することになるが、
 日比水道は水道中央に水深2.2mと5mの険礁、水道南口に水深1.3mと5mの険礁があるので、大型船は通航できない。
 また、青島・津崎水道は共に主水道として、夜間も容易に出入港できる」
とある。
呼子から伊万里湾に入る時は青島水道から入るコースを取ったが、
今回の平戸からは津崎水道を通った。



久原駅:
ホントにここに電車が走るのかと思わせる線路。草ぼうぼうだ。

でも、何しろ駅があると確認。
駅は「久原(くげん)」
この地域は「久原(くげん)」

水:岸壁に水道が来ている。蛇口は□のカギで空けられる。
これは湯漁船が自費で設置したもの。使用には許諾がいる。

燃料:久原の駅の前
トイレ:無い。私は毎日伊万里駅まで買い出しに行ったので、駅トイレを使用。ウォシュレット極めてきれい。
コインランドリー:無い。伊万里駅のコンビニ近く
風呂:無い。伊万里駅まで出て、行き帰り100円のタウンバスで伊万里温泉まで。700円。

ウエイポイント、航路、トラック
直線は設定航路、曲線(ブルー線)は実際の航跡です。

反IMARHIRA(平戸→伊万里港) 17.7nm
FUEL:3L/h
LATITUDE
LONGITUDE
BRG
M
LDST
nm
TDST
nm
TIME FUEL
HIRADO(平戸港) 33 22.310N
129 33.520E
IMAB10(伊万里港10) 33 23.600N
129.35.200E
54 1.9 1.9 0:22 1.1
IMAB9(伊万里港9) 33 24.000N
129 40.800E
80 4.1 6.1 1:13 3.7
IMAB8(伊万里港8) 33 24.800N
129 40.000E
147 1 7.1 1:25 4.3
IMAB3(伊万里港3) 33 22.300N
129 48.000E
113 6.2 13.4 2:40 8
IMAB4(伊万里港4) 33 21.000N
129 48.000E
187 1.3 14.7 2:56 8.8
IMAB5(伊万里港5) 33 19.600N
129 49.400E
187 1.8 16.5 3:18 9.9
IMAB6(伊万里港6) 33 18.800N
129 49.400E
246 0.8 17.3 3:27 10.3
IMAB7(伊万里港7) 33 18.600N
129 49.000E
246 0.4 17.7 3:32 10.6